O S A K A
DRIBBLE
08 / 02 / 2016
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20 / 02 / 2016
Dribble
場所:2kw gallry, 2kw 58
参加作家:中屋敷智生, 松田啓佑, 水田寛
開催期間:2016年2月8日(月)~2月20日(土)
開廊時間:12:00~19:00(土曜12:00~17:00)
休廊日:日曜日休廊
トークイベント:2月13日(土) 16:00~ 参加作家: 中屋敷智生, 松田啓佑, 水田寛
ゲスト:林 寿美 (インディペンデントキュレーター、国立国際美術館客員研究員)
主催:2kw gallery
企画:中屋敷智生
会 場:2kw gallery
〒550-0003 大阪市西区京町堀1-13-2-5F
Google マップ
【Tel】06-6447-7886 【Mail】info@2kwgallery.com
【Web】http://www.2kwgallery.com
展覧会概要
「Dribble」
美術館やギャラリーなどで、ある一枚の絵画に心を奪われたことはないでしょうか。
なにか気になる、なぜか目が離せない、なぜか記憶に留まっている。
それは同じ画家であればなおのことで、ある画家の描いた絵画に魅了され、感服すると同時に嫉妬してしまうような経験は幾度かありますし、同時代の画家であったなら作品と同様に作者にも興味をおぼえます。
絵画がモダニズムを追求してきた時代は、画家と画家とのつながりは様式や主義を支える重要なファクターでした。しかし、モダニズムの終焉以降、絵画の表現が多様化する中で、画家の抱える問題は徐々に私的なものへと移行していきました。
画家が各々の視点で絵画を語る現代において、画家同士のつながりが、絵画の可能性を拡げることはできるのでしょうか。
本展は、出品作家であり、オーガナイザーを務める中屋敷智生が、以前から着目してきた画家、水田寛氏に協力を呼びかけるところからスタートしました。そして水田寛氏は、さらに松田啓佑氏への参加を呼びかけました。
そうしてつながった3人の画家が同じ2kw Galleryというフィールドに立ち、”Dribble”します。
画家にとって、絵画を地道に継続して描き続けることが、サッカーやバスケットボールにおけるDribble(ドリブル)のように、すべての基礎となっています。しかし、画家のおこなうDribbleとは、ゴールや勝利のためではなく、明確な答えの出ない問いを追求することにあります。
個々の活動の中でDribbleを続けてきた3人の画家が、同じフィールドに立ち、Dribbleを交錯させることは、それぞれが思ってもみなかった視覚や知覚の変化を発見する機会になるのではないでしょうか。
今回、3人でスタートするDribbleですが、これを口火に”Dribble#2”、”Dribble#3”へと展開させ、絵画の連鎖反応を引き起こしていきたいと考えています。
中屋敷 智生